竈門炭治郎の妹・禰󠄀豆子についてはこちら→『鬼滅の刃』禰󠄀豆子の能力とは?禰󠄀豆子は人間に戻れる?
『鬼滅の刃』主人公・竈門炭治郎のプロフィール
名前 | 竈門炭治郎(かまどたんじろう) |
誕生日 | 7月14日(初登場13歳→鬼殺隊入隊15歳) |
身長/体重 | 165㎝/61Kg |
出身地 | 東京府 奥多摩郡 雲取山 |
好きな食べ物 | タラの芽、梅昆布の入ったおにぎり |
趣味/特技 | 頭突き、掃除全般 |
竈門炭治郎のテーマソング「竈門炭治郎のうた」とは?
『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎にはテーマソングがある事をご存知でしょうか?「神回」と話題のアニメ第19話の挿入歌として披露された「竈門炭治郎のうた」は竈門炭治郎のテーマソングとして非常に人気となっています。第19話で炭治郎と妹の禰󠄀豆子が初めての強敵と対峙し、命の危機に陥りながら。兄妹の絆によって苦難を乗り越える様が、情緒的に描かれ、映像美とともに曲の美しさも話題となりました。
アニメ挿入歌「竈門炭治郎のうた」には、「失っても 失っても 生きていくしかない」「どんなにうちのめされても 守るべきものがある」など、作中でも登場した竈門炭治郎のセリフが歌詞に使われており、主題歌「紅蓮華」に続いて人気の楽曲となっており、多くのファンやアーティストがカバーしています。
『鬼滅の刃』の主人公は竈門炭治郎ではなかった?
ボツになった主人公のキャラクターとは?
吾峠呼世晴先生は2016年に『鬼滅の刃』の連載が開始するまでに、いくつかの読み切り作品が発表されていました。当初は読者の反応はいまいちで、幾度となく「連載会議」に落選されていたそうです。約3話分のネームを用意し、編集長などの重役が集い、連載作品を決める会議だけにそう簡単には通らなかったそうです。そして吾峠呼世晴先生は2015年の間に連載が通らなければ、漫画家をやめると宣言されており、覚悟を決めての挑戦だったようです。
担当編集者と共に試行錯誤され、やがて読み切り作品『過狩り狩り』をモチーフにした作品作りに取り掛かりました。『過狩り狩り』は「大正時代」「吸血鬼」「刀」というテーマを使用しており、『鬼滅の刃』に通づるものがありました。そして『鬼滅の刃』の前身となる『鬼殺の流』という作品が誕生します。この『鬼殺の流』の主人公が盲目、隻腕、両足義足という設定で、「寡黙」な性格だったそうです。しかしこの『鬼殺の流』も「世界観のシビアさ」を理由に連載会議を落選してしまいました。
竈門炭治郎が主人公に選ばれた理由とは?
『鬼殺の流』が落選し、「主人公のキャラクター性」に課題が残りました。そこで担当編集者が考えたのは名作『HUNTER×HUNTER』のような「普通の少年を主人公にした作品」の事でした。主人公が普通である事で、読者は感情移入が行いやすくなり、さらに普通の主人公を取り巻く”異常”なキャラクター達が引き立つのではと考えました。そこで「もう少し普通のキャラクターはいないか」と改めて構想を練った際に、当初からキャラクターとしては存在していた「竈門炭治郎」に白羽の矢が立ちました。
「竈門炭治郎」の設定は現在とほとんど変わらず、「炭焼きの家へ生まれ、家族を鬼に殺された挙句、妹を鬼へ変えられてしまった」という境遇を持ち、「妹を人間に戻す為に鬼殺隊へ入隊した」という宿命を背負っていました。担当編集者はこのキャラクターこそ主人公であると提案し、大ヒット漫画『鬼滅の刃』が誕生しました。
まとめ
吾峠呼世晴先生は連載を持たない下積み時代から「言葉選びのセンス」が飛び抜けていた漫画家だったと言われています。その並外れた「言葉選びのセンス」は「漫画家になるべく逸材」とされ、連載作品を誕生させるまでに幾度となく試行錯誤を繰り返されました。「漫画家をやめる覚悟」も決めていた吾峠呼世晴先生を救ったのは「竈門炭治郎」という主人公の存在でした。
スポットライトを当てられる事のなかった脇役「竈門炭治郎」を主人公とした時、大ヒット漫画『鬼滅の刃』は生まれました。「普通の少年」が主人公である事に意味を置き、「普通だからこそ立ち向かわなければいけない壁」に挑んでいく竈門炭治郎の姿は、多くの読者の共感を呼び、『鬼滅の刃』を大ヒット作品へと成長させていきました。そして初の連載作品でありながら、日本の漫画カルチャーに名を残した作品は、こうして生まれたと明かされていました。
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