『呪術廻戦』伏黒恵の奥の手とは?「ふるべゆらゆら」をネタバレ!

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伏黒恵の術式についてはこちら→『呪術廻戦』伏黒恵のプロフィールは?術式を詳細解説

この記事には原作のネタバレが含まれます。ご注意下さい。

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『呪術廻戦』伏黒恵の「奥の手」とは?

伏黒恵の「奥の手」の初登場は?

『呪術廻戦』の人気キャラクター・伏黒恵(ふしぐろめぐみ)には「奥の手」があると言われています。この「奥の手」が初登場したのは、物語序盤で虎杖悠二(いたどりゆうじ)が呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)に体を乗っ取られたシーンでした。虎杖悠二の心臓を取られ、悠二の命を人質に取られてしまった伏黒恵は、両面宿儺諸共虎杖悠二を葬り去る為に「奥の手」を出そうとしました。

この時、「布瑠部由良由良 八握の…(ふるべゆらゆら やつかの…)」と途中まで術式を唱えましたが、虎杖悠二が自分の命を顧みず、両面宿儺と入れ替わった事で術が中断されます。しかし途中まで唱えられた術式の気配を感じ取った両面宿儺が顔色を変えており、その状況からこの技の「恐ろしさ」はファンの間でも話題となりました。

伏黒恵の「奥の手」を見た両面宿儺の反応は?

術が途中まで発動された気配を感じ取った両面宿儺は、伏黒恵に対して一目置くようになりました。そして「やる事が増えた」と話しています。両面宿儺は伏黒恵の「奥の手」に何らかの可能性を見出し、利用する為に虎杖悠二を生き返らせたのではないかと言われています。この両面宿儺の目的というのは現在までに明かされていませんが、ファンの間では「両面宿儺は伏黒恵を経由して完全復活を目論んでいる」のではないかと言われており、両面宿儺にとって伏黒恵は「生かしておくべき存在」であると考えられています。

伏黒恵の「奥の手」の正体「八握剣異戒神将・魔虚羅(やつかさのつるぎいかいしんしょう・まこら)

八握剣異戒神将・魔虚羅はなぜ「奥の手」だった?

原作『呪術廻戦』第117話でついに伏黒恵の「奥の手」の正体が判明しました。伏黒恵の「奥の手」は「八握剣異戒神将・魔虚羅(やつかさのつるぎいかいしんしょう・まこら)」という最強の式神でした。魔虚羅は「いまだかつて誰も調伏できていない式神」だと言われています。この「誰も調伏できていない」というところが、魔虚羅が「奥の手」と言われている理由でした。伏黒恵の使用する「十種影法術」は、玉犬が術師に与えられ、術師と玉犬によって式神を調伏する事で、その式神を自身に遣わせるという術になります。

この為、術師の呪力に関係なく調伏できていない式神も召喚する事ができる仕組みになっています。この仕組みによって、かつて禪院家五条家が御前試合をした際に、禪院家の当主が魔虚羅を召喚し、五条家の当主と共に死んでしまったという逸話が残っています。当時二大巨塔を築いていた当主が2人とも死んでしまう程の強さを誇る式神・魔虚羅を呼ぶ事によって、術師自身も死んでしまうという「弊害」が発生する事から「奥の手」と言われ、五条悟(ごじょうさとる)はこの事を「死んで勝つ」と表現していました。

最強の式神「八握剣異戒神将・魔虚羅」の能力とは?

最強の式神・八握剣異戒神将・魔虚羅の能力は「退魔の剣」「後出し虫拳(ジャンケン)」と明かされています。「退魔の剣」は呪霊に特化した武器で、呪霊は触れるだけでも木っ端微塵になってしまいます。それが特級呪霊であっても変わらず、実質「最強の武器」であると言われています。さらに魔虚羅の能力「後出し虫拳」とは、相手の攻撃に対して術式や反転術式などを使い分ける事ができるというものでした。その為、あらゆる攻撃に対し適応してしまうという「最強の能力」と言われています。

呪いの王・両面宿儺VS最強の式神・魔虚羅

調伏の儀に割り入った両面宿儺

伏黒恵は呪詛師・重面春太(しげもはるた)との戦闘で魔虚羅を召喚しています。「十種影法術」は召喚した式神を調伏させる事で従える術で、その調伏は複数人で行っても良いという決まりがあります。この為、伏黒恵は魔虚羅を召喚する事で、敵である重面春太を強制的に「魔虚羅の調伏」へ参加させ、魔虚羅と戦わせようとしました。魔虚羅にとっては伏黒恵も攻撃対象ですが、共倒れになっても勝つ事はできると考えた捨身の作戦でしたが、この調伏に思わぬ邪魔が入ります。

この邪魔というのが両面宿儺でした。伏黒恵は魔虚羅の一撃で「ほぼ死亡」していましたが、両面宿儺は伏黒恵を「死なせてはならない」理由があり、魔虚羅の調伏に横槍を入れました。調伏の儀術師が調伏に成功するか、術師が死ぬかで終了します。その為、重面春太が生きている状態では伏黒恵の「死」は確定しておらず、「仮死状態」とされていました。ここで両面宿儺は重面春太を助け、調伏の儀に横槍を入れる事で儀式を中断させようと考えました。

魔虚羅と両面宿儺の勝敗は?

両面宿儺は背後にある法陣を回す事で「攻撃に適応」する魔虚羅の能力を見切り、「領域展開・伏魔御廚子(ふくまみづし)」でねじ伏せようと考えます。両面宿儺の「領域展開・伏魔御廚子」ではその空間に捕らえたものに対し無尽蔵に斬撃を与える事ができます。そこで両面宿儺は伏魔御廚子に魔虚羅を捕らえ、「捌(はち)」と呼ばれる「呪力を帯びた対象物の強さに応じた斬撃」を繰り出しました。

両面宿儺は2種類の斬撃を使いますが、「解(かい)」と呼ばれる「無生物に対する斬撃」は魔虚羅に見切られていました。そこで魔虚羅が適応していない「捌」を選んで攻撃した事で、魔虚羅は初見の技に対して適応する事ができず、一方的な攻撃を受け続け倒れます。そこへ両面宿儺が「開(フーガ)」と呼ばれる炎の弓矢を繰り出し、魔虚羅にトドメを刺しました。最強の式神・魔虚羅でも呪いの王・両面宿儺は倒す事ができず、圧倒的な火力を前に魔虚羅は敗北しました。

魔虚羅に勝利した両面宿儺の強さに関してはこちら→『呪術廻戦』両面宿儺は「呪いの王」?最凶の能力を解説!

最強の式神「八握剣異戒神将・魔虚羅」を伏黒恵は調伏できる?

最強の呪術師・五条悟は伏黒恵を「自分と同等の呪術師になれる逸材」と考えていました。その要因の1つが、伏黒恵がかつて自身と同様に「六眼を持った無下限術師」と相討ちをした「十種影法術」の使い手である事が挙げられます。「十種影法術」で召喚できる式神の中には、魔虚羅のように「異次元の強さ」の式神も含まれ、それらを使役する事ができれば伏黒恵は特級呪術師になれると言われています。

現段階では魔虚羅に一撃で「仮死状態」まで追い込まれてしまった伏黒恵ですが、五条悟は伏黒恵の可能性を示唆しており、伏黒恵が魔虚羅や魔虚羅以上の式神を調伏できる可能性は十分に残っています。伏黒恵が魔虚羅を調伏できるかどうかは現時点では不明となっていますが、五条悟や両面宿儺の反応を見る限り、伏黒恵には「いまだ明かされていない能力」の伸び代があると考えられており、魔虚羅を調伏する伏黒恵を楽しみにしているファンも多いようです。

まとめ

伏黒恵の「奥の手」に関するまとめはいかがだったでしょうか?『呪術廻戦』はいまだ連載が続いており、いつくかの伏線や謎も解明されています。伏黒恵に関しても徐々に能力などが明かされており、伏黒恵の「奥の手」である「八握剣異戒神将・魔虚羅」が登場した際には、「奥の手が判明した」とファンの間で話題となりました。物語が進むにつれ、謎が多かったキャラクター達の知らざる能力が解明されると考えられ、『呪術廻戦』今後も目が離せない作品と言われています。

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