
こちらの記事ではゲームの結末にも触れています!ネタバレにご注意下さい。

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『今際の国のアリス』絶望ゲーム”かくれんぼ”とは?
”かくれんぼ”はアリス達が3回目に参加したゲーム
『今際の国のアリス』に登場する”かくれんぼ”は、アリス達が今際の国に迷い込んでから、3回目に参加したゲームです。最初のゲームで一緒になった女性・シブキと共に、アリス、カルベ、チョータは4人で植物園を訪れます。アリスとカルベは「鬼ごっこ」でビザを獲得していましたが、シブキとチョータは翌日にはビザが切れてしまう為、なんとしてでもこのゲームに勝たなければなりませんでした。
”かくれんぼ”のルール
植物園に入った4人は、スマートフォンと、ゴーグルやヘッドフォンがついたヘッドセット、そしてハサミやペンチ、金槌などの様々な工具が置いてあるのを発見します。アリス達は促されるままヘッドセットを装着し、スマートフォンや工具を手にしました。そしてゲームの内容が「かくれんぼ」である事が発表されます。「かくれんぼ」は「ハートの7」のゲームで、1人が狼、3人が羊になるというものでした。
狼が羊を目で捕らえると、「3つ」数えた後、狼に見られた羊が狼に交代します。こうして「かくれんぼ」を15分間行っていき、最後に狼だったプレイヤーがクリアとなり、残された羊のヘッドセットは爆発するというゲームでした。つまり、生き残る事ができるのは狼だったプレイヤーのみで、その他のプレイヤーはこのゲームで命を落とす事になります。
”かくれんぼ”の結末
「かくれんぼ」のルールが発表された後、呆気にとられるアリス達ですが、シブキはすぐに「ゲームが破綻」している事に気付きます。狼以外が生き残る事ができないゲームである事から、シブキはアリス達を蹴落としてでも生き残ろうと考えました。そしてシブキは自身が狼になるように仕向けた後、全速力でアリス達から逃げ出しました。狼のシブキに逃げられてしまっては、自分達が死んでしまう事を理解したカルベがシブキを追いました。我を忘れて生に縋り付こうとするカルベとシブキの悲しい争いの声は、ヘッドセットを通してアリスやチョータにも聞こえていました。
ふとした瞬間アリスが狼になってしまい、アリスは思わずその場から逃げ出します。そんなアリスを死に物狂いでシブキやカルベは探し回りますが、やがてチョータの悲しい訴えの声がみんなの耳に届きました。「自分はこのゲームを降りるが、こんな結末は嫌だ」とチョータは訴えます。その声を聞いたカルベも、今までアリス達に救われてきた自分を思い出し、アリスを勝たせようと決心します。カルベとチョータが自分を勝たせようとしている事を理解したアリスが2人を探しますが、見つける事はできず、ゲーム終了時間となりアリスのみが生き残るゲームエンドとなりました。
『今際の国のアリス』絶望ゲーム”かくれんぼ”の攻略法はある?
”かくれんぼ”は精神科医でもあるミラが企画したゲーム
「ハートの7」のゲームである「かくれんぼ」を企画したのは、加納未来(ミラ)です。ミラは精神科医にして脳科学者というキャラクターで、「人の心を弄ぶ」ゲームを好みます。人を心理的に追い詰める事で、どのような行動を起こすかなどを、自身の好奇心を満たす研究としてゲームに昇華していました。その為、「ハート」のゲームは非情なものが多く、ゲームのプレイヤーからは最も恐れられていました。そしてこの「かくれんぼ」というゲームは、親友同士で助け合いながらゲームに挑んでいた、アリス達を狙って企画されたものと言われています。
”かくれんぼ”の攻略法①首に装着したヘッドセットに細工をする
「かくれんぼ」の攻略法として、一番に挙げられるのが「首に装着したヘッドセットへの細工」です。これは「かくれんぼ」の攻略法としても多くの方が提唱しています。ヘッドセットさえなければ、爆発しても命を落とす事はない為、全員が助かるにはこの方法しかないという方もいます。「かくれんぼ」へは参加するにあたって、プレイヤーには様々な工具が用意されていました。これはプレイヤー同士で傷つけ合う為の武器であると考えられていましたが、ペンチなど武器とは言い難い工具も用意されていました。
アリスが自分のヘッドセットを壊そうとした時は、上手くできませんでしたが、プレイヤー同士がそれぞれお互いのヘッドセットを、用意された工具を使用して破壊する事ができれば、ゲームは攻略できていたのではないでしょうか?プレイヤーが自身の命惜しさに我を忘れる事がなく、冷静に対処できていれば、実は簡単にクリアできていたのかもしれません。ヘッドセットを触ると爆発する可能性はありますが、ルールには「ヘッドセットを外してはいけない」とはありませんでした。その為、「かくれんぼ」の攻略として、全員が生き残る方法としては有効であると言われていました。
”かくれんぼ”の攻略法②ゲームに1人で参加する
「かくれんぼ」の攻略法として極論では「ゲーム参加者を1人にする」というものがありました。参加者が1人であれば、その1人が狼になってクリアできるのではないかと考える方が多いようです。しかしこの攻略法には欠点がありました。「ゲーム参加者である1人が必ず狼になる保証はない」事と、「参加するまでゲームの内容が分からない」事、さらには「シブキとチョータは翌日にはビザが切れる為、どちらかは必ず死んでしまう」という事です。
1人しかいないのであれば、確率的に狼が割り当てられる可能性は高いですが、参加するまでゲーム内容が分からないのに予測するのは不可能です。さらにシブキとチョータにはもう後がなく、どうしてもゲームに参加しなければいけませんでした。その為、ゲームとしてはこの攻略法は有効かもしれませんが、現状のアリス達にとっては有効な攻略法とは言えないようです。
”かくれんぼ”の攻略法③狼になったプレイヤーが羊のプレイヤーを同時に見る
全員が生き残る事は不可能でも、複数人が生き残る攻略法が「狼が複数の羊を同時に見る」というものでした。こちらの攻略法はゲームのルールを逆手にとったものになります。狼はヘッドセットに搭載されたアイトラッキング機能で羊を視認します。そして「3つ」数えると視認された羊に狼が交代しますが、この時羊を複数人見続ければ「複数人の狼」ができるのではないかという攻略法です。そしてゲームで用意された工具は、植物園という視界の悪い環境を切り開くツールではないかと推測する声もありました。
しかしこの攻略法では、「必ず1人は死んでしまう」事になります。狼が羊に交代した時、交代した狼自身は羊になってしまうからです。その為、必ず犠牲になる羊が生まれてしまいます。誰か1人が犠牲になる事で生き残る事ができるという状況は、ゲームプレイヤーにとっては精神的に辛いものがあり、さらにアイトラッキング機能が複数の人物を同時に視認できるのかという疑問は残りますが、少なくてもカルベやチョータが死なずにすむ方法としては有効であると言われています。
まとめ
『今際の国のアリス』きっての絶望ゲーム”かくれんぼ”の攻略法まとめはいかがだったでしょうか?アリスにとって衝撃的なゲームである「かくれんぼ」は、読者の中でも「トラウマ回」と言われる程深い爪痕を残しました。ミラという非情な人物が「アリス達を弄ぶ為に用意したゲーム」である”かくれんぼ”でアリスは大切な友人を失いました。そんなアリスが救われる攻略法があるならば、と必死で考えたファンも少なくないようです。
計り知れない程の絶望を味わったアリスは、「かくれんぼ」をきっかけに大きく変わっていきました。人間としても大きく成長していくアリスを描いた『今際の国のアリス』は、連載終了後も多くのファンに愛され、実写ドラマ化によってより目が離せない作品となっていました。そんな『今際の国のアリス』をご覧になった事がない方は、ぜひ原作コミックや実写ドラマをチェックしてみてはいかがでしょうか?