『Re:ゼロ』強欲の魔女・エキドナとは?
強欲の魔女・エキドナは7つの大罪の1つ「強欲」の魔女因子を持つ魔女です。エキドナは白く長い髪をした少女で、自分の事を「ボク」と呼び、とても落ち着いた話し方をしています。『Re:ゼロ』に登場する7つの大罪魔女の内、唯一と言って良い程まともに話ができる相手です。原作『Re:ゼロ』第4章「聖域と強欲の魔女」で初登場し、大罪魔女という存在で嫉妬の魔女・サテラの次にスバルの前に現れました。
強欲の魔女・エキドナを含めサテラ以外の大罪魔女6人は、400年前に世界を飲み込もうとしたサテラによって滅ぼされました。しかしエキドナはルグニカ王国の三英傑の1人、神龍ボルカニカの力によって、「サテラが完全に復活してしまった時の抑止力」としてその魂をつなぎ止められ、ロズワールによって”聖域”と呼ばれる場所に封印されています。そしてエキドナは自分以外の5人の大罪魔女達の魂も蒐集しており、エキドナの「夢」の中で完璧に大罪魔女達を再現する事ができます。
エキドナを始めとする大罪魔女の詳細はこちら→『Re:ゼロ』魔女教とは?魔女と大罪司教一覧!『Re:ゼロ』魔女教とは?魔女と大罪司教一覧!
強欲の魔女・エキドナの能力とは?
強欲の魔女・エキドナの能力は詳細は明かされていません。しかしロズワールと同様にあらゆる属性の魔法を使用する事ができたと言われています。そんなエキドナは「知識を得る事に”強欲”」な魔女です。世界中のありとあらゆる事象の知識を自分のものにする事に人生を費やしました。そのあまりにストイックな姿勢は、エキドナを感情のない人間にしてしまいました。エキドナは普通の人間が抱く感情を持たず、愛については理解すらできない程欠落した性格をしています。
憤怒の魔女・ミネルヴァについてはこちら→『Re:ゼロ』憤怒の魔女・ミネルヴァとは?能力や結末をネタバレ!
色欲の魔女・カーミラについてはこちら→『Re:ゼロ』色欲の魔女・カーミラとは?悲しい結末をネタバレ!
エキドナは今どこにいる?ロズワールの作った”聖域”とは?
エキドナは400年前に亡くなっています。しかし神龍ボルカニカの力によってその魂は現世へ留まり、”聖域”と呼ばれる場所へ安置されています。この”聖域”を作り管理しているのはロズワールで、ロズワールはかつてエキドナを師に仰ぎ、弟子として修行を積んでいました。この聖域に魂を封じられながらも、エキドナは自身の精神世界「夢」の中で自由に動き回る事ができます。
このエキドナの「夢」はエキドナの意思で自由に他者を招待したり、他の大罪魔女の魂を呼び出す事ができます。ここでスバルはエキドナに招待され、「魔女のお茶会」に参加する事になりました。この「魔女のお茶会」で出されるお茶は、エキドナの精神世界で存在するもの全てがエキドナの構成要素である事から、「エキドナの体液」と言われており、スバルは「ドナ茶」と呼んでいます。
エキドナはなぜスバルを「魔女のお茶会」に招待した?
エキドナの精神世界にはエキドナが招待した人物しか入る事はできません。スバルはエキドナに招待されて「魔女のお茶会」に招かれました。エキドナはスバルに親身に語りかけ、スバルの「死に戻り」の能力に関しても理解を示しました。誰にも「死に戻り」の事を話す事ができなかったスバルは、自分を理解してくれるエキドナに次第に心を開いていきます。しかしエキドナは純粋にスバルの手助けがしたいわけではなく、真の目的の為にスバルに近付いていました。
このエキドナの真の目的というのが、スバルの「死に戻り」の能力そのものでした。「死に戻り」の能力はスバルがサテラによって与えられた能力で、非常に稀なものです。エキドナはその能力を利用して、あらゆる事象について同時間軸で起こりうる全ての選択肢を試してみたいと考えていました。知識の探究に貪欲で、他者に興味のないエキドナにとってスバルが幾度となく「死」を経験する事になっても、特に何の感情も抱かず、何度も同じ事象を繰り返し経験し、パラレルワールドに存在する全ての選択肢によって引き起こされる結果を収集する事を目論んでいました。
エキドナの真の目的を知ったスバルは?
エキドナはスバルの「死に戻り」の能力を手に入れる為、スバルとの契約を申し入れます。スバルもエキドナの助言に救われていた為、心が揺らぎますが、他の大罪魔女達の言葉によってスバルは自身の心の声に気付きました。スバルは自己犠牲心が強く、「自分が死ねばうまくやり直す事ができる」と「死に戻り」の能力を駆使して来ました。しかし「死」に伴う苦痛は計り知れず、幾度となく繰り返す内にスバルの心をすり減らしていきました。
そんなスバルの本当の思いは「死にたくない」というものでした。スバルは自分が死ななくても良いと言ってくれた魔女達の為に、自分を大切にする事を誓いました。そして「スバルが死ぬ事」を前提として差し出されたエキドナの手を、スバルはキッパリと拒否します。こうしてスバルはエキドナの真の目的を知り、自らの意思でエキドナと決別する事を選びました。
まとめ
強欲の魔女・エキドナは大罪魔女としてスバルの前に姿を現し、自身の知識の探究の為にスバルを利用する事を考えました。幾度となくやり直す事ができるスバルの「死に戻り」の能力は、実験・検証が趣味のエキドナにとって格好の能力でした。しかしスバルはそんなエキドナの心ない目的を知り、自身が犠牲にならねばならないエキドナの契約を拒否しました。
こうしてエキドナの目論見は失敗に終わりました。しかしエキドナは「サテラを止める為の抑止力」として有能な存在です。その為、今後展開するであろうスバルとサテラとの戦いの際には、非常に重要な役割を担うと言われています。そんなエキドナの登場する『Re:ゼロ』アニメ2期をご覧になった事がない方は、是非この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?
『Re:ゼロ』アニメ2期を見直すなら「dアニメストア」がおすすめ!今なら31日間無料トライアルキャンペーン中で、『Re:ゼロ』アニメ2期を無料で視聴する事ができます!トライアル終了後も月額400円で様々なアニメを見放題!ドコモ以外の回線でも視聴可能で、ダウンロードも対応しているので、外出先でも視聴する事ができます!
